2章 パムッカレ flying, swimming, drinking (2/3)




パムッカレに着いたその晩、本来ならばもうここを出発している予定でした。

しかし、ここでバスチケットの変更!しかもオープンチケット!!
これで自分の気が向いたタイミングで次の街に行くことができる!!




そんなわけで、夜にはバーでみんなでわいわい!!

日本人、トルコ人、韓国人、オーストラリア人、ニュージーランド人、ドイツ人、オランダ人・・・
なんやかんやたくさん人が集まっては別れ、騒いで飲んで!


ちょうどこの日はサッカーのイスタンブールダービー、ガラタサライvsフェネルバフチェがあって、
テレビの前でもやんややんや!!




そりゃまあ楽しかったですよー!

ただ一つ。




間違いなくオレの英語が一番下手くそだったな!!!!!!



あ、そういやオレ「アーハァン♪」とかしか喋ってないんじゃね?☆




そんなことを思いつつ、楽しい夜はふけていき、一人ベッドで英語力の無さを嘆くのです。








翌日に知り合った、チェという韓国人はエジプトからクソ暑い砂漠を、2ヶ月かけてここまできたらしく、
そいつと喋って、メメットっていういかにも優しい顔したおっちゃんとこでピデ(トルコ風ピザ)
を食べ、夕方まで昼寝して、洗濯何回もして。



いやーしかし、洗濯物が乾くこと乾くこと。

もう乾かしてるっていうか炒めてるんじゃない?ぐらい乾く。



あとからセファーに聞いたんだけど、どうやらこの日は40℃を超えたらしい。

そして、この日夕方までなぜ待ったかというと、




世界遺産、ヒエラポリス・パムッカレ


石灰岩地形。一面真っ白な岩!


僕は元々地理学が好きでして、こういう地形には目がないわけですね。
というか、なんでもいいから旅行者ならこういうところが好きっていうね。



ここは見ての通り、真っ白なもんで昼間に行くと目玉焼きになると忠告を受けていた僕は、
夕方を待った。

夕方だと、夕日がこの白に映え、夜にはライトアップされるとのこと!










どうよ?


きれいじゃないですかきれいじゃないですか!


それに見てよこのカメラの腕!そしてここにこれを載っけるオレのチョイス!
2枚目、月と水鏡だぜ!素晴らしいじゃない!



この石灰岩は真上を歩いていけて、温泉が流れていて、傷つけないよう靴を脱いで歩きます。
そしてところどころに皿のようなとこに微妙な温度の温泉が溜まっているの浸かれます。


もちろん西側諸国から来たイケイケの姉ちゃん達がビキニではしゃいでいます。


ナイス石灰岩。





そんでもって石灰岩を登りきると今度はヒエラポリスっていう遺跡があるわけです。
昨日上空を飛んだとこ。






バックショットはサービスです。ちなみに水着ね。




夕方でも暑かったってのにチェはここを昼に登ったっていうんだから、夜一緒に飲んだ時は目玉焼きになってたよ。






いつものバー(2回目)では新しくフランス人のチブーが来て、




「フランスとかイタリアだと乾杯のこと『チンチン』っていうんだぜ!!(笑)」

「でも日本だと違う意味になるんだろ?(笑)教えてくれよ!(笑)」



「おうそうさ!日本だと『チンチン』『チンチン』って意味なんだぜ!!(笑)」



「ギャハハハ(笑)知ってたぜ!」



「おい、こら知ってんのに言わせるな!チブーだけに恥部ーってか?(笑)」



「なにうまいこと言ってんだこら(笑)そんなことより早く飲もうぜ!」



「チンチン!!!(爆笑)」



一同「チンチン!!!(爆笑)」









く、くだらねぇ・・・!!



ちょっと待て、少なくともこの時4カ国の人間はいたぞ・・・。
確かにみんな男だったけど、こんな小学生みたいな下ネタでまさか国際交流してるオレ達・・・。
いやまあオレもその時一瞬気づいたんだ、オレ・・・トルコで下ネタ話してる・・・って。
べ、別にオレは悪くないぞ・・・!チンチンが乾杯のフランス人が悪いんだ・・・!
あ、でもぶつかるグラスの音からきてるって言ってたな・・・。てことは日本語が悪いんじゃないか!?
日本語がチンチンの意味を変なあれに・・・。ん、チンチンって乾杯だろ?別におかしくないぞ!
チンチンだって胸を張っていんだぞ!!そうだ!!チンチンがなんだ!!

「みんな!!チンチン!!!(爆笑)」


一同「チンチン!!!(爆笑)」







一同「ギャハハハ・・・・・・!!!(爆笑)」












夜はふける。













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