2章 パムッカレ flying, swimming, drinking (1/3)



夜行バスの途中の休憩所。

深夜の荒野からは、落ちんばかりの星空でした。




トルコはバス大国で、どこに行くのもだいたいバスはある。しかも結構大きくて、そこそこ快適。
お菓子とか飲み物のサービスもあって、値段も安い!



そんなわけで、イスタンブールからパムッカレまで夜行バスで10時間ほど。約1500円。



途中で、バスのおばあちゃん達がプリッツ的なお菓子をくれて、
ここでもトルコ人の優しさに感激。





パムッカレは石灰岩が固まった土地で、一面真っ白な段々の岩山みたいのに、
温泉が流れてる世界遺産。「絹の城」って意味らしいです。





デニズリという街につく。ここらの主要なバスターミナルで、そこからパムッカレ村に向かいます。



すると、ホテルの人らしき人が話しかけてきて、




「宿探してんだろ?パムッカレにオレの宿あるからこいよ!」


と声をかけられる。




怪しいなと疑ってかかったけど、どうせパムッカレ村には行くし、
そこの宿で泊まらなくても次のバスを手配してくれるっていうから、いわれるがままにドルムシュ(ミニバス)へ。




パムッカレ村に着いてみると、もう話は伝わっていて、



「ブラザーから話は聞いてるぜ!!うちのホテルアルテミスっていうんだ!付いてきな!」



って感じで連れて行かれる。



しかし、実はこれが大正解!!!


先に話してしまうと、日帰りの予定でしたが、ここに2泊してしまいます。


とりあえず、その日は泊まる気はなかったけど、ホテルで夜のバスを予約して、さらにシャワーまで借りて。


荷物もここで預かっててくれるし、フリードリンクルームみたいなのも使っていいってさ!




さあ、いざパムッカレの石灰棚へ!!

と向かっていたら、車に乗ったトルコ人と一人の日本人に話しかけられる。


「パラセイリングをしに行くんだけど、来ない?」と。






ってなわけで、空飛んじゃった!!



人生初!!

途中もう一人偶然出会った日本人を拾って、高台へ!







高台から見たパムッカレの大地。



ここの上空を飛ぶわけです!!



いやー、元々高いとこが好きで、いつかこういうことをしてみたいと思ってて、
まさかトルコで、こんなに急にできるとは思ってもみなかった!!



そんなわけで初めてのパラセイリング。


インストラクターの頼れるおっちゃんセファーと2人1組のタンデムでTake0ff!







上空から撮影。


上の写真はヒエラポリスっていって、パムッカレにある遺跡。観光客が眼下にいるよ!

下の写真は石灰棚。風がそんなに強くなくて、真上に行くことはできなかったけど、いい景色!



すごく楽しかった!!!

いやー、まさか本当に空を急に飛ぶとは。




さらに、それからドライバーのヒダーエットの家で昼ごはんをご馳走になることに!



普通のトルコ人の家庭にお邪魔しまして、なんだか仲間もたくさん来て、結局7,8人いたかな?



「その国を知るには家に行ってみるのが一番。家庭はその国の縮図。」


というように、日本とは違った雰囲気で、飾らない家が見れたのはすごくよかった!!




奥さんの手料理をご馳走になって、量もすごく満足、なによりうまい!!


セファーにビールまで買ってきてもらっちゃって、トルコに来て5日目にして
家にお呼ばれして、昼間からビール片手に、みんなで食卓をかこむ。




これぞ一期一会、旅の醍醐味なんだろうね!















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