1章 イスタンブール 人の背に(3/3)






翌朝。

うはぁー・・・あったまいてー・・・。


吸わないタバコと昨日の酒で激しい頭痛。


3日目にしてもうなんにもしたくありません。


絶不調です。






この日は一日散策。

トプカプ宮殿に行って、なんだか預言者達の遺品を見てみたり
古い価値のあるような、なんだかよくわからないいろんなものを見たり。



でもやっぱり具合が悪くて、結局ネコちゃんと遊んでました。



トルコのネコは本当に人懐っこい!

まったく逃げないし、むしろ頭をすり寄せて、「なでてくれー」って言ってくる!

そんなこと言ってるかどうか知らないけど。






トルコまで来てなんでネコと1時間も遊んでいるんだろう。
とついに我に帰ることがあっても、すり寄ってくるんだからしょうがない。


そりゃ遊んであげちゃうでしょ!!



ネコちゃんがすり寄ってきたら遊んであげなさいって学校で習ったでしょ!!






音楽プレイヤーのイヤホンが壊れちゃったので、途中の店で買ったんだけど、

これがひどいのなんの・・・!!!


もうね、音がザーザーとしか聞こえない・・・。

ケチって10トルコリラ(約600円)のにしたからな・・・。


でもSONYのにしたんだぜ…。日本語表記もあったし・・・。









翌日にはイスタンブールを発とうと、オトガルというバスターミナルへ。


ここにはバス会社もたくさん集まって、そこからバスが出発して到着する街の玄関口。
トルコの街にはたいてこのオトガルがあって、どこに行くにもだいたい使える。
会社に入ればすぐにチケットを買えて、すごく便利。

トルコはバス大国で、だいたいの都市はカバーしてて、本数も多い。
安いし、交渉もできるから旅行者にはとても助かる!

車内サービスもあったり、何よりバスがでかいからそこそこ快適!



2,3軒のバス会社に行ってみて、安くて時間の合うところ購入。




そしてとったのは夜行の便。夜行だと1泊分のホテルが浮くからね。

チケット取ったのが昼だったから暇になってしまい、
イスタンブールのアジア側に行ってみようとガラタ橋へ。


ガラタ橋から新市街方面を




船に乗り、ボスポラス海峡を渡る


ボスポラス海峡とはアジアとヨーロッパの境目。


よく考えたらさっきまでいたところはヨーロッパの東端なんだよなー。

なんて考えてるうちにアジアの西端に到着。






やはり、アジア。

カオスって言葉が似合うぜ。


なんていうか、人が暮らしてるなーっていうのが手に取るようにわかる街。
ヨーロッパサイドとは少し味が違う!
英語はあんまり通じない。

チャムルジャっていう海峡が一望できる高台に行きたかったんだけど、
どのバスに乗ればいいのかわからないから、聞いてみることに。
やはり英語は通じなかった。


「エクスキューズーミー・・・チャムルジャ・・・」


「おーーーー、チャムルジャか!ちょっとここで待ってろ!」



と言われ、待たされること5分。
え?え?本当に待ってていいのか?
バス停むこうだぞ?ここで待ってていいのか?

なんて不安になってきたところでさっきのおっちゃん登場。


「うし。行くか!」


なんと尋ねた彼は偶然にも僕が乗ろうとしていたバスの運転手でした!


しかもこのおっちゃんに

「運転席の隣に立ってな。」



と言われみんなが席について、席もまだ空いているのにすぐ横で立ちっぱなし。


バスのドアは開けっ放しで出発。たぶん暑いからだろう。



立ったまま揺られること20分。おっちゃんがミラー越しにウインクをしてきた。


無表情な顔で目だけ合わせてウインクしてきた。




実はこのおっちゃん。降りる場所を教えてくれたのだ!

言葉は通じないとわかっていたので、
目であの道をまっすぐ行けばいいぜ!
と教えてくれた。トルコ人は本当に親切。




おっちゃんに言われたとおり、坂を登っていくと、目的地に。



ボスポラス海峡大橋





んーいい景色!



橋の手前がアジアで、奥がヨーロッパ。


境目なんてあっけないもんで、こんなに近いもんなんだなー。


景色を眺めながら、ケバブとか食べて、のんびりフラフラ。
そこでは景色がいいからか、結婚式も行われてました。




帰りはとりあえずバスから降ろされたところで待ってみる。

そして来たバスに乗ってみれば、運転手がまさかの行きと同じおっちゃん!!

「おーおー!!」とか言い合って、言葉はわかんないんだけど、二人で笑顔になりました。







ヨーロッパサイドに戻り、ガラタ橋名物のサバサンド(魚のサバがパンにはさまってる)
をいただき、オトガルへ。







そしてイスタンブールを去り、次の目的地パムッカレへ。













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