5章 トビリシ  傷跡の街、灰色(3/4)








ホテルではなんか変な離れみたいなとこの部屋だった。

夜行バスできたら、まずシャワーを浴びて、洗濯をするのが日課。




さてそろそろ、散策へ。



まずは近くにあるメテヒ教会。


ガイドブックを見ると、「19世紀には監獄としても使われ、ゴーリキーもここに幽閉され・・・」



とりあえず、通信交換してカイリキーにしようか

(ちなみに最近のポケモンは海外の人と通信交換でき、僕はメキシコの人と交換したため、僕のカイリキーはメキシコ人です。








とにかく、ここはキリスト教・グルジア正教の教会。



そう、キリスト教の国なのです。




昨日までいたトルコはイスラム教。国境と共に宗教が変わったわけです。

イスラム教ではモスク、またはジャーミィでしたが、キリスト教では教会。



まあ見た目で結構違うのはわかるけどね。
丸っこいのがモスクで、とんがってるのが教会でしょ?








そんな感じでこのメテヒ教会の方へ歩いていきます。

門からではなく、なんだかよくわからない柵がくずれた所に路地があって、そこから入りました。

教会の敷地は本当は門でくぎられてて、中には警官がたくさん巡回していました。


どうやら目をかいくぐって、入っちゃいけないところから入っちゃったみたい!




教会は荘厳で立派。
なかなか気に入りました。




メテヒ教会




国旗大好き。


 






教会内にはこんな注意書きが。




なるほどなるほど。
なんかびっくりしたんだね。








 




メテヒ教会はこの地域の高台にあります。

教会から
 






メテヒ教会でのんびりした後に、少し離れたところにシオニ教会っていうのがあるらしく、そっちに向かってみる。



シオニ教会はグルジア正教の総本山らしい!!



これは総本山好きとしては行かなくては!!
※なんとなく総本山という単語が好きなだけです。




そんなわけでシオニ教会を後にして丘を降り、川の対岸に向かうため橋を探す。





少し遠いなぁ・・・。






ということでシオニ教会は中止!




日が暮れる前には治安的な問題で宿にもいたいし、あんま遠くに行って帰ってこれなくなったらそれこそ怖いもん。





というわけで、チキンな僕は教会と宿周辺散策。



グルジアとユーロの国旗で覆われていたいかにもあやしそうな工事中の建物の写真を撮ったら、軍人さんに怒られました。






トビリシは結構軍人さんが街中をウロウロしていて、治安に関してはがんばっているみたいです。


でもウロウロしてるってことはそれなりに治安が悪いって事だよね・・・。








 この上についてる十字架を「グルジア十字」といいます。末広がり的な十字架だね。







しかし、トビリシの街は歩きにくい。

ものすごい車社会で、首都なのに基本的に信号は無い。


ところどころに歩行者用の地下通路があるんだけど、たくさんあるわけでもないから、無理やり道路を横切るしかない。

日本の国道並みの大きさの道路も、車道で立ち止まりながらなんとか渡るしかない。
歩行者がいてもクラクションを鳴らすだけで、車が止まることはない。



何回か轢かれそうになりました。














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