旅の噂で聞いた。
アルメニア人の女性と結婚するときは国に300万円ぐらい払わなきゃいけないらしいよ。
美人が外国の男に狙われるから、簡単にできないように。
旅の噂で聞いた。
アルメニアって美人にはパスポートを発給しないらしいよ。
美人が外国にたくさんでていくことを抑えるために。
これらは本当のことかはわかりません。
しかし、こういった噂があるような美の国、それがアルメニアなのです。
確かに一緒にタクシー乗ってきた夫婦の奥さんも綺麗だった。
それに、ホテルのフロントのお姉さんも2人とも、ハンバーガー屋のお姉さんもモデルみたいな・・・。
なんつー国だ!!!
街をフラフラ歩いていくと、確かに街行く人は顔立ちもしっかりしていて、鼻は高い。
噂に違わなく、透き通るような肌と小さい顔の金髪美女、ブロンズ美女って言葉が似合うような人が多い!
嫌いじゃないぞアルメニア!!
みなさん美人なんだけど、「Holy shit!!」みたいなことを言いそうなタイプの美しさで、
個人的にはもっと恥じらいのあるような、「・・・バカァ!(///)」みたいなタイプの顔が好みです。
オレはなにを言ってるんだ。
そんなことを思いながら、エレバンの街歩き。
アルメニアは英語もそこそこ通じて、雰囲気はヨーロッパ。
結構街も綺麗で整備されてて、治安があんまり悪そうな感じはしません。
市場とアルメニア語の看板
遺跡のエレブニっていう所を目指して歩いてたんだけど、果たして歩いていける距離なのかも知らないで歩いてて、
結局4kmぐらい歩いたけど、どうにも時間がかかりそうなのでやめて引き返しました。
途中に鉄道のエレブニ駅があったんだけど、そこですっげぇ声かけられてて、
「うわぁ・・・客引きか・・・」と思ってたら、グルジアから乗っけてくれたタクシーの兄ちゃんでした。
結構酔ってた。この兄ちゃん、車グルジアナンバーなのに、今日はアルメニアで過ごすんだろうか。
エレバン駅前広場
「待ってろセリヌンティウス!」
ロシア語で「EREBAN」。まあなんとなくわかる・・・。
アルメニア語で「EREBAN」。読めるはずも無く。
駅構内。この後ホームに出て、ホームに閉じ込められます。
エレバン中心地の散策をしていたら、何人かに話しかけられました。
どうやら、グルジアほど冷たい国ではないみたい・・・よかった。
「ヘイ!コニチワ、アリガト!!」
「おおー!おっちゃん日本語しゃべれんの?」
「噂はかねがね伺ってオリマス。」(ここだけ日本語)
「え!!(笑)はっはっはっは!!(笑)なんでそんな日本語しゃべれるの?(笑)」
「これだけだけどな!オレは日本人にトモダチがいんだ!!」
「へー!日本に来たことあるの!?」
「トモダチはナカタ、ナカムラ、イナモトさ!」
「おお!サッカーの好きなの?」
「ダー!みんないい選手だぜ!!」
なんてまさかアルメニアで日本語が聞けるとは思いませんでした。
結局おっちゃんがなぜ「噂はかねがね伺っております。」なんて日本語を知っていたのかわかんないままです。
結局20時ぐらいまでふらついて、そろそろ夕飯。
この日はなんだか少しいい感じのお店に入って、チキンとビール。
チキンはちっちゃい鳥を丸1匹ローストしたやつなんだけど、すごく脂っこい・・・。
それと、メニューにマルボロとかのタバコも載っていて、
なるほど嗜好品もレストランで買うもんなんだなと、ちょっとした文化の違いもおもしろかった。
しかし、この時僕はとても米が食べたかった。
米じゃなくても、せめてパスタとか水分のある食べ物を・・・。
そしてこの時、この国にいる間は食べ物に苦労する ということを僕はまだ知らない。
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