6章 エレバン  世界一美女の国(1/4)






本編とは一切関係ありませんが、この背景、実は各国の国旗に対応した色でつくってあります!(笑)

大雑把なO型だけど、好きなものには凝ってしまうタイプなんですね!!(笑)










というわけで、スピードジャンキーなタクシーはグルジア国内を南へ南へ向かう。




途中、野生なのか飼われてるものかわかんないけど、結構動物がいた。

にわとりみたいなのに、犬、ヤギ、羊、馬、牛。


牛が道路をのんびり横切っていて、一度は経験してみたかった、道路の牛待ちも経験できました!!

理想を言えば羊待ちだけどね!!








本当にひろーい田舎道をひたすら走り続け、ついにグルジアとアルメニアの国境。





荷物を持って、まずはグルジア出国。

スタンプをもらったら、そこから川にかかる橋を渡って、アルメニア側のゲートへ。


この橋は果たしてどっちの国のものなんだろう・・・なんてことを考えながら徒歩での国境越え。




 
国境の橋と川。現在グルジア出国〜アルメニア入国の間のどちらの国でもない状態。






アルメニアに着き、まずはアルメニアビザの取得。

アルメニアのビザは国境で取れるってことを聞いてたので、10ドルで取得。
書類を書かされる。


書類を書いていたら、ここでまさかの日本人に遭遇!!!


「こんなところで奇遇ですね!!」なんて久しぶりの日本語であいさつを交わし、アルメニアに入国。



トルコ〜グルジア間とは違い、なんだかスルっと越境できました。



アルメニア国境ゲート








アルメニアは外務省の渡航情報によるとほぼ全域がレベル1「十分注意してください」の危険度。


実はこの国も停戦中ではありますが、隣国との戦争があります。

なので、一部地域はレベル3「渡航の延期をおすすめ」になっています。






アルメニアは実は世界で一番最初にキリスト教を国教とした国。

それがなんと西暦301年という由緒ある国。



アルメニアの宗教は「アルメニア正教」で、エルサレムの住み分けの地区にも、
「イスラム教」「ユダヤ教」「キリスト教」「アルメニア正教」と、他と並ぶぐらいの正統派。



しかし、歴史的には様々な要因に翻弄された国です。


アルメニア人には、日本人にとっての富士山のような山があります。
形も富士山に似ている、アララト山があり、それがアルメニア人のとっての誇りになっています。
しかし、今ではそのアララト山はアルメニアではなく、トルコの一部。

なぜなら本当の「アルメニア」という国は、今のトルコ東部にあたるそうです。





現在はアゼルバイジャンと領土問題をめぐり、にらみ合いが続いています。












さてさて、アルメニア共和国に入ったということで、今回の旅では3カ国目に到着。


景色は草原。
グルジアとさして変わらなかったものの、だんだん山がちになってくる。


炭鉱かなにかかわからないけど、ちょっとした工業地帯みたいなものがありました。








その先には一面の草原が広がっていました。
遠くに山があったり、丘がたくさん連なっていたり。







そして、走っている車を全て抜いていく、150キロのカーチェイスタクシーはついに街に入ってきます。


気づけば看板の文字もグルジア語じゃない!!
アルメニア語だ!!
・・・見た目はほんの少しだけアルファベットに近づいたぞ!!









乗り合いタクシーで約4時間。



アルメニア共和国・首都エレバンに到着。



共和国広場という、エレバンの中心地でタクシーを先に降ろしてもらい、ジャンキーな運転手と夫婦とはここでお別れ。




旅をしていて、人と別れる時の握手はなんだか気持ちのいいものです。





新たな土地についたらまずは宿探し!11キロのバックパックを持って街歩きはしんどいからね。




とうことで、ガイドを確認。

しかし、カフカス3国の情報はめちゃくちゃ少なくて、ホテル情報も全然ない。


しょうがないから、共和国広場のすぐそばにある3つ星ホテルをのぞいてみる。


た、高い・・・。

その後も少し広場周辺をウロウロしてみたけどホテル自体がどこにあるのかわからない。



トルコで安く押えてきたし、ここが一番交通にも便利だからもうここでいっか・・・と自分に言い訳をして、 このホテルに決める。


受付ではきれいなお姉ちゃん達がいて、「ディスカウトOK?」と交渉してみたら、少しはしてくれた。

しかし高い・・・。





共和国広場

バラ色の凝灰石でできているというのが自慢らしい。







荷物を置いて、さて散策。


朝から何にも食べてなかったから、まずは腹ごしらえ。



アルメニアって何がおいしいのか全く検討つかないから、そばにあったファストフード店に入る。


びっくりしたのが、英語が少し通じたこと。

街とか人を見てもなかなか発展してて、ヨーロッパの匂いがする!!





そして、この国は題名にもある通り、「世界で一番美女の多い国」として知られているのです!!













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